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Microsoft Intune MVP読書リスト2025:実践解説と自動化ツール集

3分で読める

概要

Microsoft は、Intune の急速な進化に対応するため、MVP が執筆した 2025 年版の実践的な読書リストを紹介しました。内容は新任管理者向けの基礎から、Zero Trust・コンプライアンス、Windows/Windows 365 運用改善、macOS/iOS 管理、自動化やトラブルシューティングまで幅広く、現場ですぐ使える知見がまとまっている点が重要です。

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はじめに:なぜ重要なのか

Intune は変化が速く、新しい Windows 管理機能、変化する Apple のエンタープライズ要件、拡大するセキュリティ期待(Zero Trust、コンプライアンス フレームワーク、アプリ制御)は、日々の運用を簡単に上回ってしまいます。Microsoft の Intune ブログは、MVP が執筆した 2025 年の「Essential Intune reading list」をまとめました。ここで取り上げられている内容は特に実践的で、展開で得た教訓、トラブルシューティングの指針、すぐに適用できる自動化アプローチが中心です。

読書リストの新要素(主要テーマ)

1) 新任管理者向けの迅速なオンランプ

新しいスタッフの育成やオンボーディング標準化に取り組む場合、このリストには「getting started」のヒントや、Intune が強力なエンドポイント管理プラットフォームである理由を押さえる基礎解説など、初心者向けのリソースが含まれています。

2) セキュリティ & コンプライアンス重視(Zero Trust + 実務的なハードニング)

複数のエントリが、最新のセキュリティ運用と構成の深さに焦点を当てています。例としては次のとおりです。

  • Cloud PKI のガイダンスと証明書配布戦略
  • Intune と Microsoft Defender for Endpoint を用いたデバイス中心の Zero Trust 実装
  • 現場経験に基づく高度な Conditional Access シナリオ
  • AppLocker の自動化テクニックとアプリ制御ガイダンス
  • Microsoft 365、Intune、Azure を横断した NIS2 指向のコンプライアンス マッピング
  • iOS/Android 向け Mobile Application Management (MAM) セットアップ(自動化を含む)

3) Windows & Windows 365 の運用改善

コレクションでは、新しめで、誤解されやすい領域も取り上げられています。

  • Windows 11 キオスクのマルチアプリ モード構成とトラブルシューティング
  • Intune の複数管理者承認と、エンドユーザー フローへの影響
  • Intune 経由の Windows Backup for Organizations(リフレッシュ/アップグレード施策に有用)
  • Windows hotpatching の深掘り(再起動回数を減らすセキュリティ更新)
  • OMA-DM、declared configuration、そしてポリシー適用が実際にどう動くか(「8-hour sync」神話を含む)
  • Windows 365 Link 構成ガイダンスとベスト プラクティス
  • Windows 11 の管理/昇格モデル変更の動向(例:25H2 の Administrator protection)

4) 見過ごせない macOS & Apple エコシステムの変化

Apple 管理は継続的に変化しており、リストでは次の点が強調されています。

  • Intune を使った macOS LAPS の構成
  • macOS MDM 移行ツールと、ステップバイステップの移行アプローチ
  • macOS 26 / iOS 26 における企業影響のある変更(期限や管理者への影響を含む)
  • iOS のアプリ保護ポリシー機能の更新

5) 更新、パッチ適用、継続的なデバイス管理

管理者は、以下の比較や実装ガイダンスを参照できます。

  • ドライバー更新(スクリプト vs Intune Driver Update Management)
  • Enterprise App Management(Intune Suite)
  • Settings Catalog による既定 Windows Store パッケージ削除(スクリプトを減らす)
  • macOS のアプリ/パッチ運用フロー(例:IntuneBrew)

6) コミュニティ ツール & 自動化(「より少ない労力で、より多く」)

この投稿の大きな価値はツールのまとめにあります。policy-as-code の選択肢、Windows/macOS のログ リーダー、Intune のバックアップ/復元自動化、ドキュメント/レポート生成、日次のテナント チェックなどが含まれます。

IT 管理者とエンドユーザーへの影響

  • 管理者: より迅速なトラブルシューティング、(Windows/Apple の)変更計画の改善、自動化と policy-as-code による手作業削減。
  • エンドユーザー:(hotpatching が適用できる範囲で)更新による中断が減る、デバイス リフレッシュがよりスムーズになる、より強固なベースライン構成によりセキュリティのガードレールが明確になる。

アクション項目 / 次のステップ

  1. リストをブックマークして分類(Security、Windows、Apple、Automation)します。
  2. 今四半期に実装する改善を 1~2 件選定(例:Conditional Access のハードニング、ドライバー管理のモダナイズ、MAM 展開)します。
  3. コミュニティ ツールを 1 つ試験導入(ログ リーダー、ドキュメント生成、バックアップ/復元、policy-as-code)し、テスト用テナントまたはリングで検証します。
  4. 社内共有し、Intune 管理者のオンボーディングや月次のイネーブルメント セッションに組み込みます。

出典:Lior Bela による Microsoft Intune Blog の投稿(2025 年 12 月 4 日)。2025 年の MVP コミュニティ コンテンツをキュレーション。

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